2013年10月25日金曜日

「女ことば」を考える part2

お待たせしました。笑

先ほどの記事の続きで、私の2013年2月にレポートとして書いたものに加筆したものです。

ブログに書くには少し堅苦しい内容ですが、けっこう興味深いことなので読んでいただけると嬉しいです。


「女ことば」を考える 

【概要】
 以前に、「国際社会と言語文化」の授業内で、日本語と多言語の違いや特徴を順々に発表したり、学生の発表で様々な言語の特徴について考えたり、知る機会があった。

そのたびに日本語の特徴と違いを考えたし、皆がすでに知っていること以外に、何か日本語の特徴はないかと考えてみた。

考えているうちに、これはどうだろうか?と思いついたのが、日本語における「女ことば」である。代表的なものとして、語尾に特徴があると考えた。「…だわ」「…かしら」などである。 


 どうして「女ことば」と呼ばれる言葉が発達したのか。

女ことばが発達する過程には、どのような背景があったのか明らかにし、女ことばの歴史をたどる。

また、現在ではなかなか日常会話で使われなくなってきている女性語が今後どうなっていくのかを考える。

消滅の危機にある言語のように、女ことばも消滅していく言語なのか考える。


【内容】
1、女ことばの成り立ち
2、国語・標準語と女ことば
3、「女学生言葉」の誕生
4、女ことばは日本語の伝統か?
5、女ことばのこれから


【キーワード】
規範、つつしみ、女性らしさ、ジェンダー、創られた伝統、自然な女性らしさ

長くなってしまうので、また次の記事に移ります。
まずは、「1、女ことばの成り立ち」についてです。

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