これは私も書かねば!というツイートを見て、パチパチしてる次第であります。
私は以前大学で、「国際社会と言語文化」という授業を受講してから、すごく言葉の歴史、成り立ち、文化に興味を持っています。
私自身、飛騨に生まれ、飛騨弁という方言を使ってきたため、よけい興味があります。
私自身、飛騨に生まれ、飛騨弁という方言を使ってきたため、よけい興味があります。
飛騨弁はすごく面白いものが多いと思うので、今度ぜひ紹介したいと思います。
このツイートを見て、あ!!これは!!ってピンときました!!!
60~70年代の小説を読むと、男女の話し言葉の違いにおどろく。 女「~ですわ」「まあ、~ですこと」「~でなくってよ」 男「~なんですがね」「なのさ」「~だぜ」。本当にこんな言葉使ってたのか?と思うほど、もう異世界。当時の女言葉って、今ではむしろオネェ達がよく使ってるよね。
— 北条かや (@kaya8823) October 24, 2013
昔の小説で特にびっくりするのは女性の話し言葉。階級の高い女性特有だったみたいだけど、「わたくし~なんですの」「~して下さる?」「あら、嫌ですわ」…これが本当なら、今の女子が話してる「~だよ」「~だけど」などはほとんど当時の「男言葉」に近い。というか男言葉そのものw
— 北条かや (@kaya8823) October 24, 2013
女ことば(「てよ・だわ・のよ」)って100年ほど前に政府が「つくった」ものなんだよね。明治政府は「東京の中流以上の男が話す言葉」を「標準語」と定めたので、それ以外の「方言」や「女ことば」は特別なものとして差別される対象になっていった。参考:『ことばとジェンダー』中村桃子
— 北条かや (@kaya8823) October 24, 2013
明治期の女子学生が使っていた「ですの・だわ」系の女ことばは、当時の政府が「男言葉」を「国語」とするなかで、標準語から外れた言語として見下されるようになった(まあ当時の女子学生といえば特権階級だったわけだけど、"女ことばを話す人種”としては差別されてたんだね)。
— 北条かや (@kaya8823) October 24, 2013
私が授業の期末レポートに書いたことと同じテーマで、本を読んだり調べているうちにすごく面白くなってきたすごく興味深かったことでした。
自分でいうのもあれですがけっこうしっかりやったので、書いたときにも先生以外にも見て頂けたらうれしいなあ、なんて思っていまして(笑)
せっかくなので、この機会に少し手を加えてブログに載せることにしました。
ここまでですでに長いので、私のレポートは次の記事から始めることにします。
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