2014年9月26日金曜日

狩野と西川

今日も相変わらずどうでもいいことをググっていた。
でも、一つだけいい情報に巡り合えた。
書くことは人を無気力から立ち直させるらしい。
影響を受けやすいので、今日もこうして日記を書いている。
これからもこの日記にお付き合い頂けたらありがたい。
よろしゅうたのんます。


とは言ったものの、今日は特に書こうと思う出来事もないので、
今日は私が大好きな人たちの話をしようと思う。


なぜと思われるかもしれないが、私は狩野英孝と西川史子が大好きである。
なぜなら、二人とも一生懸命だからである。
イタい、とよく言われているが、そのイタさが私は大好きだ。
人に求められることを忠実にやろう、笑ってもらおうと体を張ったり、発言する二人。
本来の姿ではないテレビ用の姿かもしれない。
自分の仕事(キャラ)を全うするために頑張る姿が、私にはとてもとても輝いて見えるのだ。


おかしな話だが、私も自分のキャラが欲しいと思っていた時期があった。
私=〇〇とパッと思い浮かぶような何か。
そのキャラのレールに乗っていたいと思っていた。
いくつか自分でキャラを考えてみたが、そのキャラを通すのはとてもとても無理があった。
結局実生活においてキャラは作れるものではないということに気付いた。


結局自分の「何かになりたい」願望の強さに辟易する。
ありの~ままの~自分で勝負できる気がしないからだ。

なんて書いているうちに12時になってしまった。
今日はここまで。
9月26日は母の誕生日。
それだけで幸せだと思える。


2014年9月24日水曜日

グルグル

今回は自分のモヤモヤを吐き出し、記録するために書きます・・・


この数日間、とてつもなくグルグルしている。
スマホやPCを開けば「人間 幸せとは」「人生 回り道」「人と比べない生き方」とかそんなことばっかりググっている。
そんなものの答えは人それぞれで、インターネットに転がってるはずはない。
ただ誰かに、「回り道をしたっていい」「あなたは幸せだよ」「自分らしく生きればいいって言ってもらいたいのだ。
しかし、それを誰かにさらって言ってもらえることはなく、仕方なく小さい画面を見つめ、必死に自分を安心させようとしている。


私はどうしてしまったんだろう。
どうしてこんな答えをインターネットに求めないとバランスが取れない人間になってしまったんだろう。
こんなはずじゃなかった・・・という強がりと、今までがうまくいきすぎていたんだ、と無理に肯定しようとする心がぶつかり合う。
あんなに活発だった子どもが、いつの間にか安定を優先するような大人になろうとしている。
失敗が怖すぎて、失敗するくらいならこれでいいと思うようになってしまっていた。


中学生の時、どんな大人になりたいか尋ねられて、いつも「妥協しない人」と答えていた。
大好きだった先生は「妥協しないことは一番難しいことだよ」と言っていた。
その当時は、自分が強くあれば何も難しいことなどないと思っていた。
しかし今ならはっきりわかる。
とても難しいのだ。
妥協しないことは、常に努力をし続けなければならない。
目先のことにとらわれず、その先にある高みを目指して立ち止まってはいけないのだ。
私はそれができなかった。
私は安定を求めすぎたし、努力すること、変化を恐れてしまっていたのだ。
完全なる妥協である。


先日実家から東京に戻るバスを母と待っていた。
バスに乗り込むとき母はぽつりと、「元気でな。受け入れることも大切だよ。」とつぶやいた。
ハッとした。
母は私の選択や、私そのもの全てについて、そうつぶやいたのだと思う。
受け入れたくない、でも受け入れようと葛藤している私の思いに気付いていたのだ。
自分の選択がこれで正しいのかわからない、でも強行突破しようとしている。
でも、心のどこかで本当にいいのか?とポツンと立っている自分もいる。
そして、何も決められず迷い「人間 幸せとは」などとググっている自分のことが情けなく思えてくる。
本当はこんな自分を受け入れたくないのだ。


またグルグルしてきた。
いつも曖昧な自分だけど、一つだけはっきりと言えることがある。
今の自分が大嫌いだ。


2014年7月11日金曜日

韓国映画【2014年下半期公開作品まとめ】

2014年下半期に公開予定の韓国映画をまとめます。

私が特に楽しみにしているのは、『テロ,ライブ』『監視者たち』『レッド・ファミリー』『俳優は俳優だ』『メビウス』です!

追加情報、コメントなどまた追加していきます!

【7月】

・7/5~7/18 夏のホラー秘宝まつり

『ブラインド』『エイリアンビキニの侵略』『ミッドナイトFM』『人喰猪、公民館襲撃す!』 (キネカ大森)

・7/11(金) 怪しい彼女  (TOHOシネマズみゆき座、新宿武蔵野館etc)

『サニー 永遠の仲間たち』のシム・ウンギョン主演。
70歳のおばあちゃんが突然20歳になっちゃう笑いあり涙ありのハートフルコメディ。
シム・ウンギョンのおばあちゃんぽさが最高に面白いです!!歌もうまい!
試写会ではどっかんどっかん大爆笑で、大勢で観るのが楽しい映画だと思ったので、ぜひ劇場で!

・7/31~8/2 新しき世界 【韓国】+ ドラッグ・ウォー 毒戦 【香港】 (新文芸坐)

私が2月から狂わされ続けている映画・・・『新しき世界』です。
もし未見の方がいらっしゃいましたら、何を差し置いても行ってほしいです。
チョン・チョン兄貴のかっこよさを見てください!!ただのパンチパーマおじさんじゃないんです!
ちなみにこの映画にハマることを「セメント沼」と言い、セメント沼民で沼会なるものを開いています。
新世界から発展して、チョン・ウソンやハ・ジョンウ、キム・ユンソクなどにハマる人も多数です!
興味がわいてきたかたはtwitterで検索してみてください。


【8月】

・8/9(土)  ソウォン/願い (新宿シネマカリテ)

2008年に韓国で実際に起きた幼女暴行事件とその裁判結果を基に、被害者家族の苦しみと再生を描いた衝撃作。(公式サイトより)
予告から辛かったけど、実際に起きた残酷な事件を映画化し「伝えたい」という決意・覚悟が詰まっているんだろうなと感じます。

・8/9(土) 朝鮮美女三銃士 【韓国】 シネマート六本木


・8/9(土) Mr.パーフェクト 【韓国】 シネマート六本木

『ファイ』のヨ・ジング主演です。

・8/16(土) ヘウォンの恋愛日記 (シネマート新宿)
・8/16(土) ソニはご機嫌ななめ (シネマート新宿)

ホン・サンス監督作品が2作同時公開です。 予告かわいらしかったです。 

・8/23(土) 野良犬たち (ヒューマントラストシネマ渋谷)

日本にもファンが多いジョンフンさん主演。 こちらも実際に起きた事件をモチーフにしています。

・8/29(金) マルティニークからの祈り (TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ川崎etc)

困窮した家族の危機を救うため、金の原石と信じ運んだ荷物は麻薬だった・・・
「家族に会いたい」と希望を持ち続けフランス・マルティニークで戦い続けた765日間。
こちらも実際にあった事件を映画化です。
本当にこんな事件があったんですね。 チョン・ドヨンの悲痛な叫びが辛い・・・

・8/30(土) テロ,ライブ (新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷)

ハ・ジョンウこと、ハジョッシ~♡の日本最新作です! 
アジョシ+ハ・ジョンウでハジョッシと呼ばれているとか・・・(私はもうハジョッシが定番化しています)
ラジオ生放送中にいたずらかと思った脅迫電話は本物だった、というところからストーリーが始まります。
自身のテレビ局アナへの復帰をかけ漢江の連続爆破事故を実況し、テロ犯との通話の独占生放送するヨンファ(ハジョッシ)
多額の現金と大統領の謝罪を要求するテロ犯、そしてヨンファの耳のイヤフォンにも小型爆弾が!?
絶対面白いはず!!早く観たいです!!


【9月】 
9月6日は韓国映画対決です!!
(ちなみに今のところ9月は韓国映画以外のアジア映画は公開予定がありません)

・9/6(土) チング 永遠の絆 (ヒューマントラストシネマ渋谷)


・9/6(土) 監視者たち (シネマート新宿、シネマート六本木)


・9/6(土) さまよう刃  (角川シネマ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷)


・9/6(土) ある優しき殺人者の記憶 (未定)




【10月】

・10/11(土) シークレット・ミッション (シネマート新宿、シネマート六本木)


・10月  レッド・ファミリー (未定)




【11月】

・11/15(土) 俳優は俳優だ (シネマート六本木)



【12月】

・12/6(土)  メビウス (新宿シネマカリテ)

2014年7月8日火曜日

【7/21更新】7月~2014年内公開予定のアジア映画まとめ

最近アジア映画が気になっています。
これから都内で公開予定のアジア映画をまとめてみました。
抜けてる!間違ってる!などありましたら、ご指摘頂けるとうれしいです。

※タイトルにリンクがついていて、公式サイトなどに飛びます
・日付 (曜日) タイトル 【製作国】 公開劇場
【7月】
『ブラインド』『エイリアンビキニの侵略』『ミッドナイトFM』『人喰猪、公民館襲撃す!』 【全て韓国】 キネカ大森
・7/11(金) 怪しい彼女 【韓国】 TOHOシネマズみゆき座、新宿武蔵野館etc
・7/12(土) 南風 【日本・台湾】 シネマート新宿

・7/19(土) 牢獄処刑人 【フィリピン】 シネマート六本木
・7/26(土) ダバング 大胆不敵 【インド】 シネマート新宿、ジャック&ベティ
・7/26(土) あなたがいてこそ 【インド】 シネマート六本木、ジャック&ベティ
・7/26~8/8 プルガサリ ~伝説の大怪獣~ 【北朝鮮】 キネカ大森
・7/31~8/2 新しき世界 【韓国】+ ドラッグ・ウォー 毒戦 【香港】 新文芸坐
【8月】
8/2(土) ライズ・オブ・シードラゴン 【中国・香港】 シネマート新宿、シネマート六本木

・8/2(土) この世の果て 【韓国】 シネマート六本木
・8/9(土) めぐり逢わせのお弁当 【インド】 シネスイッチ銀座、千葉劇場etc
・8/9(土) バードシャー テルグの皇帝 【インド】 シネマート新宿、ジャック&ベティ
・8/9(土)  ソウォン/願い 【韓国】 新宿シネマカリテ

・8/9(土) 朝鮮美女三銃士 【韓国】 シネマート六本木

・8/9(土) Mr.パーフェクト 【韓国】 シネマート六本木

・8/16(土) ヘウォンの恋愛日記 【韓国】 シネマート新宿

・8/16(土) ソニはご機嫌ななめ 【韓国】 シネマート新宿

・8/23(土) 野良犬たち 【韓国】 ヒューマントラストシネマ渋谷
・8/23~9/15 台湾巨匠傑作選~ホウ・シャオシェン∥エドワード・ヤン∥ウェイ・ダーションの世界~ (セデック・バレの真実 etc)  【台湾】 K’s cinema

・8/29(金) マルティニークからの祈り 【韓国】 TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ川崎etc
・8/30(土) テロ,ライブ 【韓国】 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷
・8月 バルフィ!人生に唄えば 【インド】 新宿シネマカリテ、TOHOシネマズシャンテ
・8月下旬  郊遊―ピクニック―  【台湾】 シアター・イメージフォーラム
【9月】
・9/6(土) チング 永遠の絆 【韓国】 ヒューマントラストシネマ渋谷
・9/6(土) 監視者たち 【韓国】 シネマート新宿、シネマート六本木
・9/6(土) さまよう刃 【韓国】 角川シネマ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷

・9/6(土) ある優しき殺人者の記憶 【韓国】 未定
【10月以降~】
・10/4(木) レクイエム 最後の銃弾 【香港】 シネマート新宿

・10/11(土) シークレット・ミッション 【韓国】 シネマート新宿、シネマート六本木

・10/18(土) 愛しのゴースト 【タイ】 ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート六本木etc
『キョンシー/殭屍』 【香港】 ヒューマントラストシネマ渋谷

・10/27(土) ザ・レイド GOKUDO 【インドネシア】 渋谷シネマライズ、角川シネマ有楽町
・10月        レッド・ファミリー 【韓国】 未定
・11/1(土) 祝宴!シェフ 【台湾】シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町
・11/15(土) 俳優は俳優だ 【韓国】 シネマート六本木

・11月 西遊記 はじまりのはじまり 【中国】 未定
・12/6(土)  メビウス 【韓国】 新宿シネマカリテ

まとめてみて、こんなにアジア映画ってあるんだああああ!!!ってびっくりしました!!
個人的には、キム・ギドク関連作品が3作も公開されるのがすごく楽しみです。
インド映画も昨年以上に公開本数が多くて、盛り上がりを感じます!
シネマートさんにはたくさんお世話になりそうです(笑)

また追加していきます! 参考になればうれしいです。

2014年3月8日土曜日

やっと乗れた!『スノーピアサー』

こんばんは。

木曜日、久しぶりにシネマカリテに行きました。

『それでも夜は明ける』?『ネブラスカ』?
それとも『ダラスバイヤーズクラブ』?

いえいえ、『スノーピアサー』に飛び乗ってきました!!

ずーっと楽しみにしていたのに、ある映画との順番を間違え(どの作品かはわかりますよねw)

あと1日で上映終了!というギリギリセーフでした(笑)


スノーピアサーを紐解く7つのキーワード→http://www.snowpiercer.jp/7keyword_6.html

始まった瞬間、「監督らしいなあ」とさっそく思いました。
監督の社会風刺はどの作品でも強いですよね。
今回は「地球温暖化」です。
地球温暖化を止めるために2014年7月1日に世界に散布された人工冷却物質・CW-7。
それを散布したことにより招いてしまった氷河期。

それが、スノーピアサーが走る世界です。

スノーピアサーは、先頭車両、真ん中、最後尾車両という構成になっていて、
そこに富裕層、平民、貧民というような社会の階層ができています。
最後尾の人々は本当に劣悪な環境で、服もボロボロ、兵士に脅されながら暮らしています。
食べるものは、「プロテインブロック」という羊羹とかういろうみたいなもの(笑)
何から作られているかは見て、うげげげって感じですw


最後尾の人々は、リーダーのカーティスに率いられ、時を待ち革命を起こします。
足を使って大男の首を絞めるグレイ、すごいかっこいいから注目してくださいね!

最後尾からみんなで脱出し、真ん中辺にある監獄室まで行きます。

そこには、この列車のセキュリティを設計したナムグン・ミンスが囚われており、
彼の協力を得るため、引き出しに囚われている彼を起こします。
彼は「クロノール」というドラッグの依存症。
彼は起きると、娘のヨナも引き出しから引っ張り出します。
(グエムルのソン・ガンホとコ・アソンンです!)


みんなが同じ言葉を話すわけじゃないいから、自動通訳機みたいなものを使って話してました。
どういう人がこの列車に乗れたのか気になったところです。


ミンスが列車の扉をだんだん開けていくと、兵士が待ち構えていて戦います。
このシーンがなかなか面白いです。
エカテリーナ橋という橋を渡ると、一年が過ぎるのですが、殺伐とした戦いの後なのに、
兵士たちは「3、2、1、ハッピーニューイヤー!!」
こんなときでも祝う!?みたいな(笑)

あと、カーティスが戦ってる場面がスローになるのですが、ポン・ジュノ作品では毎回そういうシーンが入りますね。
アクションよかったけど、血が血のりぽく見えたお・・・


メイソン総理も降伏させ、案内させるのですが、列車の中にはほんとに何でもあるんですね。
植物園から水槽、お寿司屋、クラブ、サウナまで・・・ 

学校のシーンは新興宗教チックでした。
ああいう刷り込みで人は信じちゃうんですね。

最後はけっこう、え?え?って感じで、びっくりでした。
「はい!あと考えて!」がポン・ジュノ作品の持ち味なので、今回もそうでしたね。
なんだかんだ面白かったです。

人の生きたいっていう性、不平等から解放されたいって行動を見て、

もし自分にこの格差が当てはめられたならどうするかって考えて、心がざわざわしました。
人間の力は無限ではないし、結局いつか狂うってことも表されてたなーと思います。

ポン・ジュノ作品の中じゃ、『グエムル』に近い系ですね。
元々原作がある話だし、ストーリー自体にはポン・ジュノ要素は少なく感じました。
私の中でポン・ジュノ作品No.1は『母なる証明』です。
『母なる証明』ですごいハードルが上がってるので、すっごいよかった!!!とは言えませんが(笑)、
十分楽しめて、やはり監督はすごいなあと思いました。

監督ではないけど、次回製作作品はJYJのユチョンが主役だそうですね!!
監督の作品ならなんでも楽しみっす!

2014年3月5日水曜日

2014年3月2日日曜日

3度目の『新しき世界』

みなさん、こんばんは。
お久しぶりです。

先日、初めて映画をリピートしました。

そして、昨日なんと初めて3回目のリピートに行きました。

まだ『新しき世界』の沼から抜け出せてないんです。


今回は、私が3回目観たいという気持ちはもちろんありましたが、
どうしても友達に見せたかったんです。

普段あまり映画も観ないし、こんなに血が出る映画に連れて行ってもいいものか・・・
とも思いましたが、この映画の良さを感じてほしかったんです。

私と友達の誕生日祝いとこじつけて、バースデーセメントに行ってきました(笑)


昨日のシネマート新宿のスクリーン1での上映は、本当にたくさんの人がいました。

トイレに並んでる時から、こんなにこの映画人気なん?って友達に聞かれるほど。

関係者じゃないのに(笑)、とかって言われたけど、それくらい私はこの映画が好きで、
この映画をこんなにたくさんの人が注目してくれて、見てくれることがうれしかったです。

twitterでも、『新しき世界』って検索して、観た人の反応見たりしてたり(笑)

終わった後の反応にドキドキしながら、細かいところを確認したり、
これまでの2回で感じた良さを味わいながら楽しみました。

いろんな人の文章読んで、そういう見方もあるんだーって感じたところとか、
3回目になると自分でもなんとなく、こんなことを表現したくてこういう演出なのかな?
って感じられるようになってきました。

駐車場の襲撃シーンから、友達が泣き始めました。

うわああ、あまりに血がドバドバしすぎてびっくりしたかな・・・ごめん・・・なんて思いましたが、
病院のシーンで号泣してて、「あ。ちゃんと伝わったんだあ。」って安心しました。

6年前のシーンでは、二人共泣き笑いして、ほんと見せてよかったなあと思いました。

終わった後、泣き顔で、「号泣した~すごかった~良かった~」を連発してくれて、本当にうれしかったです。

「6年前があるのとないのとじゃ全然違うなあ」って言ってて、やっぱりあのシーンがあるから、
この映画がさらに良くなってると改めて思いました。

帰りの電車で話しながら、私と感じ方も違ったりしてまたそこも面白かったんですが、
なんにせよ心に響く映画なんだと実感しました。

ただ、ジャソンとジュングの見分けが途中までつかなくて混乱したことなど、やはり二回目の方がさらに楽しめるんじゃないかなーって言ってて、
またDVD出たら強制的に鑑賞会を開こうと思います(笑

「韓国ってラブとかキュンだけじゃないんだね。すごいわ」
「いいものを見せてくれてありがとう。」
この二言が聞けて、私は本当にうれしかったです。


そして、私が映画を好きになりちゃんと記録をつけ始めた2013年度の記念すべき100回目の鑑賞が、
昨日の『新しき世界』になりました。

狙ったわけじゃないけど、小さな喜びです。

大好きな作品で100回目を迎えられたことが、ちょっとうれしくて。



これで『新しき世界』とはしばらくお別れです。

正直最初は『新しき世界』は、すごく楽しみにしてたわけではありませんでした。

本当は同じ月にやってる別の作品をかなり楽しみにしてたのですが、
これを3回も観てるおかげでまだ行けてませんw

twitterでこんなに一つの作品に盛り上がってるのも見たことなかったし、
実際に作品好きな人と語ることもなかったのに、初めてそういうのに参加できたし、
まさか3回も観るほど好きになるなんて!って感じです。

これからも、これくらい大好きな映画にたくさん出会えたらいいなあと思います。

2014年2月22日土曜日

『新しき世界』二度目を観て・・・

『新しき世界』マジヤバイ。
初めて2回目観に行きたくなった映画で、二回目行ってきた。
今日は遅い時間のこともあり、前よりは人が多かった。

※少し?ネタバレしてるので、見てない方は注意です!


二度目見て、あるシーンのジャソンの表情がすごく印象に残った。

チョン・チョンが入院して、奥さんが流産した後、チャン・スギも出てきた後、
カン課長に呼び出されて、小屋に行くところ。

あそこで課長は、「用事がなきゃよんだらダメか?」って聞く。
で、任務を遂行したら俺が責任を持って海外勤務にしてやる、
特殊任務で給料も2倍アップ、同期なんかより多い、みたいなことを色々と言う。

「安心しろ。お前は警官だ。」
その言葉を聞いた後のジャソンの顔。


すごく穏やかな顔で微笑む。 

カン課長にはいつもたてついたり、できません!って懇願して泣き顔の時が多かったりしたのに、
そこだけは、ただただ少しさみしそうに微笑むをしている。


散々課長にひどいことされてきて、信頼できなくなってるのも当たり前だ。

でも、ジャソンはまだあの時はカン課長のことを信じようとしていた。
そして、おそらく警官という地位もやはり諦めきれなかったのではないか。

本当に任務が終われば、用がなくてもよばれる関係になりたかったんだと感じた。
本当に信頼し合える親子のような関係に。


しかし、カン課長は結局ジャソンのことを組織の駒としか考えていなかった。

それが、コ局長と飲んでるシーン。
ちゃんと従うか?って問われて、従うしかないさ。って答える。

ジャソンやシヌに情がなかったわけではないが、
やはり彼はおそらく自分の仕事を全うすることが最も大切だったんだろう。

彼はやりすぎた。


その直後、ジャソンの心は急変する。


変えたのは、やはりチョン・チョンの愛だ。

警官ということを知っても、それでもジャソンを殺さなかったのも、愛だ。


そしてその後のジャソンにあの道を選ばせたのは、その愛が心からの愛だったからである。
見返りも求めない、まさしく兄弟愛。

ジャソンが警官と知った時、ただでさえ潜入という危うい立場で辛いのに、
自分の愛がさらに苦しめていたのではないか、と感じただろう。

自分がジャソンを愛し、大切に思ったため、弟はますます苦しんだ。

自分が死んだ後、弟に残された道はどんな道であっても険しい道だ。


死が迫っている中、チョン・チョンは何かを強制するのでもなく、許しを請うのでもなく、
ただ、「強くなれ。それがお前が生きる道だ。」と告げる。

チョン・チョンは自分を一人の人として愛し、大切にしてくれた。
そして、この死が迫っている中でも、自分のことを思い、選ばせようとしてくれている。


ジャソンはその無償の愛に、心を打たれ、選んだのである。


最も強く生きる道、それがあの道である。

警官という守られた地位は、強く生きるためには不必要だった。

華僑という生まれであっても、強く生きられる社会。

カン課長の駒として生きるのではなく、自分が頂点となり新しき世界を切り開いていくのである。


チョン・チョンの思い出と言葉を胸に抱え。 
心にチョン・チョンは生き続け、ジャソンは強くなったのである。


・・・ここまで書いてきてある作品との共通点に気付いたので、もう少ししたら書きます。

2014年2月18日火曜日

ゴールドムーン社に就職するための企業研究

みなさん、こんばんは。

眠くないといえば嘘になりますが、やることは色々あります。

今日のビル風なんか殺人的な寒さだったし、
水曜日、木曜日にはまた雪が降るらしいし、
修造さんがソチに行ってしまってから日本は大変ですね。

そんな中リクルートスーツ着て、満員電車乗って就活です。
(大人の方々の大変さが少しだけわかった気がします)

自分自身でも、しっかりと何者なのかわかってないながらも、
自己PRとか書きます。(書いてて恥ずかしくなることしばしば)

しかし、今はっきりと言えること。
どの企業よりもしっかり企業研究しているのが、ゴールドムーン社です。



ゴールドムーン社の面接なら並々ならぬ熱意を伝えられると自負しております。

ゴールドムーン社の志望者の方々はみなさんは非常に意欲ある方々で、
学ばせて頂くことが多く、私のモチベーションも維持できています。 


来週は、さらにゴールドムーン社内定に近づくため、二度目の説明会に行ってまいります。

チョン・チョン副社長のありがたいお言葉を聞いてきます。



というほど、頭がもうおかしくなるほど『新しき世界』にハマっています。(笑)

変な文書いてたら、楽しくなってきた(笑)

好きなものがあるって、ほんとありがたいことです。

楽しみがあるから、何でも頑張れるんだし。

ということで、来週は二回目の入沼する予定です。


丸の内TOEIでは28日までの公開らしいので、まだ未見の方はぜひ。

心地よいセメント沼にハマれますよ。

web説明会動画載せておきますね。(あくまで就活コンセプトにこだわりましたw)


2014年2月12日水曜日

男たちにしびれた・・・『新しき世界』

ほんとは観に行くつもりではなかったけど、
twitterであまりによく好評ツイートを観るので観に行きました。
初!丸の内TOEIでした。 大きいスクリーン!

ラストに近づくにつれてどんどん鳥肌立って、
終わってエンドロール見てるときは顔にまで鳥肌立ちました。
ほんとに!! それくらいゾクゾクした!!!



あらすじ・・・ 
韓国で有名な犯罪組織の幹部チョン・チョン(ファン・ジョンミン)の右腕としても認められているジャソン(イ・ジョンジェ)。

だがその正体は、カン課長(チェ・ミンシク)に潜入捜査を命じられた警察官であった。

警官の職務を果たそうとするも、自分と同じ中国系韓国人であるチョン・チョンとの間に生まれた兄弟のような情と絆を裏切っていることに苦悩するジャソン。

そんな中、組織のリーダー急死を契機にした後継者争いが勃発(ぼっぱつ)、さらに組織の一網打尽を目的とした捜査作戦が動き出す。



 (yahoo!映画 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id347498/)





グロいし、血多いし、怖いし、重いし・・・
でも、めっちゃくちゃ熱くて、人間味に溢れてて、最高でした。
男たちが本当にかっこいい!!

ストーリーが進むにつれて、うわああ誰も幸せになれんよー!!!!って叫びたくなるほど、
誰の気持ち、立場を考えても辛くて、辛くて・・・

警察官である自分、でも兄貴にも情がある自分、
どっちがほんとの自分なのか迷うジャソン。(真ん中)
自分が何者かわからなくなって、でもいつも冷静。

寂しそうな目をしてる時が多いけど、ラストは覚悟を決めた強い目をしてました。
あまり表情がないけど、目で演技って感じで、
迷ってるのとか覚悟決めたのが伝わってきました。


そして、兄貴のチョン・チョンが最高にかっこいい!!(サングラス)
真の男だよ!!!兄貴!!!!!

飛行機からスリッパで降りてくるし、偽物の時計あげたりするし(時計がポイント)
バカっぽい兄貴。
甘えるし、世話焼きたくなる可愛げのある兄貴じゃ、
ジャソンもお客さんも好きになっちゃうよなあ(笑)

でも、めっちゃ強いし、裏切りや卑怯なことには厳しくて、冷徹なところもある。
No.2なだけあって、いろんな顔があるんですね。

でも、義理と人情に溢れてて、ほんとにジャソンのこと好きなんだなあと感じました。
私はかなりチョン・チョン推しです(笑)

脇役もみんな味があって、それぞれいいキャラクターでした。
チェ・ミンシク(おじさん)はどの作品でもすごいなあ・・・


「はい、ここまで言った/動作したからあとの気持ち考えてっ!」
っていう感じの映画が好きなのだけど(↑変な表現ww)
これはまさにそれで、そこもめっちゃ好きでした!

観てる人に登場人物の気持ちを探させる作品が好きなんです。
全部言葉にしてしまうのは、苦手です!笑

濃い内容に疲れ、ゾクゾク鳥肌立ててボーっとしてエンドロール観ながら、
人、人生、愛、信頼ってなんだろ?ってずっと考えてました。

型なんかなくて、人の数だけあるんだろうし、どんな世界でもあるんだなあと感じました。

なんでそんなことするの?ってシーンも、
よくよく考えると愛があっての行動なんだなあと感じました。
(ex: 囲碁の先生にジャソンがすること)

ストーリー面白いし、キャラクター良いし、心にビシビシくるっていうすごく良い作品でした!!

公式サイト見ると、『インファナル・アフェア』+『ゴッドファーザー』らしいです。
私は、アウトレイジ、ゴッドファーザー、仁義なき戦いも見たことなし。
インファナル・アフェアもこの前見たばかり。
だから設定は新しく感じました。
↑の作品観た人は既視感もあるらしいけど、
それでもおもしろく感じるらしいですよ!(←受け売りww)
  
怖いシーンとか血の多いシーンもあるけど、女の人もたぶん見たら好きになります!
兄弟愛とかギャップとか好きでしょ?笑

かなり好きな作品なので、勝手にどんどん宣伝!!!

みんな、かっこいいおじさんたちを観に行こう!!!笑


2014年2月9日日曜日

最近観た作品・・・号泣特集

またまた、お久しぶりです。
最近見た作品で良かった作品のレビューをいくつかあげます。
今回は号泣特集です。

『ペコロスの母に会いに行く』

吉祥寺バウスシアター最終日に滑り込みで観賞。満員でした。
たくさん笑ったし、ラストは大泣きしてしまいました。
実家で介護を間近に見ていたことがありますが、
それはそれは大変そうで、笑いがある余裕はありませんでした。
こういうふうに笑いがあったら、大変さもあるけど
介護される側もする側も楽しくできたんだろうなあと思いました。
まさきを見て、子どもだったけど私ももっと手伝えばよかったと後悔も感じました。 

いつまでも忘れられない友、兄弟、夫への愛に涙が止まりませんでした。
私の母、父もいつか…と考えましたが、
もしそうなっても私たちもペコロス家族のように明るく!!

現代社会において身近な問題を扱ったこういう作品こそ、
多くの人の共感を呼ぶと思うし(だからこそのキネ旬の一位)
派手なキャストじゃなくても、ちゃんと人を呼べる作品の証明だと思います。
これからも上映することがあったらぜひ観に行ってみてください)^o^(



今回も、山田洋次監督に心をわしづかみにされました。 
毎度考えさせる機会を与えてくれます。 
自分がタキちゃんだったら、奥様だったらどうするかな?どう思うかな?
って何度も考えました。 

タキちゃんはずっと思い悩んできたけど、それほどまでにあの家を守るというプライドもあったし、
家族のことが好きだったんだと思いました。 
映画の中でも、女中のことを奴隷みたいに思うな、っていうシーンがあるけど、
ちゃんと大切にされている家庭もあったんだとわかったし、
大切にされてればタキちゃんたちのように深い絆も生まれるのですね。 

松たか子の生まれ持った品の良さが役にぴったりで、演技も素晴らしかったです。 
東京家族メンバーたちがいい味出してました。 
橋爪功と吉行和子は相変わらずかわいい夫婦でした。

私、山田洋次監督の作品が好きだ。って確認できました。

2014年1月25日土曜日

ジャッジ!試写会

こんな時間まで眠れないので、
久しぶりに書いています。
初のスマホから更新です。

そういえば、あけましておめでとうございます。
ですね(笑)
すごく新年初の更新が遅れました(笑)

最近は邦画中心に観ているのですが、
1月11日から公開されている
妻夫木くん主演の『ジャッジ!』
を11月末の試写会で観ました!

学生限定イベントで、一番早い試写会だったそうです(^^)v
初めて松竹の試写室に入れて頂き、
プレス用のパンフレットも頂きました!
脚本の澤本さんへの質問もできて嬉しかったですー(≡^∇^≡)

ほんとにこんなに笑った作品は初めて!!
ってくらい、ずっと笑ってました(笑)

一度聞いたら頭から離れないCMソングは、
流れる度に爆笑でした(笑)
いまだにすぐ脳内で流せる(笑)

今回はへなちょこの妻夫木くんと、
ツンデレな北川景子ちゃんです。

脇役もいい味出してます!
伊代ちゃんも出てるよ!

ちょっと広告業界をのぞけた感じでした。

サカナクションの音楽もぴったり!

とにかく大笑いして、
元気になれますよー!

ほんとに夢中で笑って、ハッピーな気持ちになれるので、
すごくおすすめです\(^o^)/