2014年2月9日日曜日

最近観た作品・・・号泣特集

またまた、お久しぶりです。
最近見た作品で良かった作品のレビューをいくつかあげます。
今回は号泣特集です。

『ペコロスの母に会いに行く』

吉祥寺バウスシアター最終日に滑り込みで観賞。満員でした。
たくさん笑ったし、ラストは大泣きしてしまいました。
実家で介護を間近に見ていたことがありますが、
それはそれは大変そうで、笑いがある余裕はありませんでした。
こういうふうに笑いがあったら、大変さもあるけど
介護される側もする側も楽しくできたんだろうなあと思いました。
まさきを見て、子どもだったけど私ももっと手伝えばよかったと後悔も感じました。 

いつまでも忘れられない友、兄弟、夫への愛に涙が止まりませんでした。
私の母、父もいつか…と考えましたが、
もしそうなっても私たちもペコロス家族のように明るく!!

現代社会において身近な問題を扱ったこういう作品こそ、
多くの人の共感を呼ぶと思うし(だからこそのキネ旬の一位)
派手なキャストじゃなくても、ちゃんと人を呼べる作品の証明だと思います。
これからも上映することがあったらぜひ観に行ってみてください)^o^(



今回も、山田洋次監督に心をわしづかみにされました。 
毎度考えさせる機会を与えてくれます。 
自分がタキちゃんだったら、奥様だったらどうするかな?どう思うかな?
って何度も考えました。 

タキちゃんはずっと思い悩んできたけど、それほどまでにあの家を守るというプライドもあったし、
家族のことが好きだったんだと思いました。 
映画の中でも、女中のことを奴隷みたいに思うな、っていうシーンがあるけど、
ちゃんと大切にされている家庭もあったんだとわかったし、
大切にされてればタキちゃんたちのように深い絆も生まれるのですね。 

松たか子の生まれ持った品の良さが役にぴったりで、演技も素晴らしかったです。 
東京家族メンバーたちがいい味出してました。 
橋爪功と吉行和子は相変わらずかわいい夫婦でした。

私、山田洋次監督の作品が好きだ。って確認できました。

0 件のコメント:

コメントを投稿