すごく良かった。
ビルの生き方、仕事に対する向き合い方がすごく素敵でした。
82歳になってもおちゃめなところもすごく魅力的な人。
若い人たちと同じ目線で話せてます。
ビル・カニンガムはニューヨーク・タイムズ紙で
人気ファッション・コラム「ON THE STREET」と社交コラム「EVENING HOURS」を長年担当するニューヨークの名物フォトグラファー。
「仕事じゃなく喜び。私は働いていません、好きなことをするだけです。仕事ではないのです。」
ファッションスナップを撮り続けてきたことは、仕事ではなく自分の好きなことをずっと続けてきただけ。
そんなふうに言い切れる、大好きなことがあるのは本当に素敵だなー。
こんな風に、気付いたら好きなことが仕事だったって言えたら最高です。
ビルのこだわりで、報酬は受け取らないこと。
お金をもらわない代わりに、自分の好きなように写真を撮り、紙面を構成できると言っていました。
たしかにな、と思いました。
お金って、人のこと支配できちゃうから。(されてないと思っても知らず知らずされてる)
ビルは、お金に触れたら最後って言いきってる。
ビルの生活は質素。
服は清掃員の人が着る作業着だし、コーヒーは安ければ安いほどいいらしい。
ファッションへのこだわりがすごいのに、自分のファッションのことや生活にはそれほどこだわりはないことに驚きました。
これも、お金に触らないところに通じているのかなと思います。
お金だけいっぱいかければいいいんじゃないよーって言ってるのかなと思いました。
無料で着飾った有名人には興味がなく、街でスナップとるような人たちの工夫したところ、自分にあうように着こなしてるところが好きなのかなーなんて思いました。
彼は恋愛も結婚もしなかった。
恋愛する時間もないほど、仕事に打ち込んできて、本当にこの仕事が大好きで、ファッションと結婚したと言うくらい。
そういうのも素敵だなと思いました。
今、私はいつも自分の将来について考えているけど(心配しすぎなところあるw)
やっぱり自分の好きなことをしていたい、ずーっとわくわくしたいって思わせてくれる映画でした。
82歳になっても、あんなに元気で、毎日毎日おしゃれな人、服を追ってられるんだもん!
そういう、好きなことに一生懸命な大人になっていきたいです。
あと、やっぱりファッションって楽しいですね。
「ファッションは鎧なんだ、日々を生き抜くための。」
私もそう思います。
すごくおしゃれして、メイクもばっちり!な時だけが鎧をつけるて時ではないと思います。
たとえば、普段は最新のセレブのファッションが好きでそういうおしゃれを楽しむような人が、
合コンの時はきれいめなワンピ―ス着てみるとかって、合コンのために武装してるわけじゃないですか。
↑何この例wwこれしか思いつかんかった(笑) 実際のところどうか知りません(笑)
もちろん、一番好き!かわいい!かっこいい!って思うかっこうしてる時も、
自分に自信をくれる鎧だけど、
自分の好みだけではなくて、それぞれの場に合いそうなかっこうも、
それはそれで鎧を変えてみてるってことですね。
なんにせよ、ファッションは最高に楽しいです。
考えることも楽しい、手に入れるのも楽しい、身に着けることも楽しい。
私もずーっとファッションを楽しんでたいと思います。
なんだか前向きになれる映画でした。
やっぱりドキュメンタリー好き。
ありがとう!ビル!!!
おまけ:ビル・カニンガム語録
これはぜひ読んでみてほしい!!
ほほーんってことがたくさん書いてあります。
ビルのかっこいい生き方から学びましょう。
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