2013年9月26日木曜日

私が伝えることで・・・

みなさま、こんばんは。

今日は就職ガイダンスに出た後、友達2人と食堂で延々と話し続けていました。

真剣に話したし、真面目に考えた。

就職について考えること、私が夏休みに海外に行ってきて感じこと、友達が福島で調査してきたこと。

友達の話はすごくすごく衝撃的だった。

私が想像していた以上の衝撃だった。

実際それを見て、話を聞いた友達は本当に衝撃を受けたようだった。

たくさんのことを友達から聞き、自分が知らないことはまだまだたくさんあるし、
テレビとかネットで読んでることもやっぱり一部だと思った。

友達の語っているのを聞いて、実際見聞きすることはやはりもっと鮮明なのだと思った。

私も海外で見てきたこと、聞いたことを話した。

けっこう重い話をしたけど真剣に聞き合い、話し合った。

夏休み、私たちは感じたことがたくさんあったし、いろんな感情を抱いた。

私たちがどうにかできたら、どうにかしていかなきゃと思った。

でも、私たちができることってなんだろう。

今すぐできることって、なんだろう。

やっぱり、それは身近な人から伝えること。

今日私も友達も伝えた。

見聞きしたこと、知ったこと、悲しかったこと、怒りを覚えたこと、衝撃を受けたこと。

感覚が似てるから、もし私が友達と同じ場所で同じものを見ても、きっと似たようなことを感じたと思う。

それでも、育った環境、これまで歩んできた人生、性格は違うから、全部彼女が感じたようには感じないだろう。

それでも、同じ思いをたくさん共有できた。

真剣に話す彼女の思いはすごく伝わってきた。

私もきっと伝わった。

これからも伝えることはやめてはいけないし、何かあったら伝えあっていこうと言い合った。

短い人生で全てを知って、聞いて、見ることはできない。

それなら、誰かの体験をできるだけ教えてもらって少しでも自分も感じなきゃ。

何か感じたなら、それを伝えていくことが自分にできることだから。

今日のうちら大学生ぽいね、って言い合いながら久しぶりに暗い学校を歩いて帰った。


6 件のコメント:

  1. 連日の書き込みですみません( ..)φ 重たい記事ですが、何かを感じ取れる記事でした。その何かを言えといわれても難しいのですが、昔の自分が感じていたある種の感情で懐かしいものでありながら、今の自分もどこかで持っている「何か」です。

    就職活動をしていて生まれて初めて「自分ってどうやって生きていくんだろう??」と真剣に考えました(笑)冷静に考えると20年以上生きていて、それ以前は全く考えていなかったということがよくわかりました。。。エントリーシートとか書けないし・・・自己アピールって、アピールポイントないし・・・とか。←企業はそんなこと求めていないということがよくわかりましたが。

    お友達が福島で調査されたというのは東日本大震災と原発に関することでしょうか??日本はヒロシマ・ナガサキに続いて「フクシマ」という十字架を背負ってしまったと思います。そのことをどのように受け止め、考えていくのか?政治家だけの問題ではありませんね。

    海外という点では私は中国にいっていたのですが、マスコミ報道とは全く異なる中国の姿が見れて本当によかったと思います。ある面では報道以上に恐ろしい現実があり、一方では感動的な面を見せてくれました。そのことを知ってから、日本のマスコミは全く信じなくなりました(笑)

    中国に行ってから「自分の頭で考える」という当たり前のことができていなかったということに改めて気が付きました。一歩だけ精神的自由に近づいた気がします。

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    1. いえいえ!ありがとうございます!
      こんなブログにコメントして頂けるのうれしいです。

      ちょっと抽象的に書きすぎて反省しています。。。
      ここでも私たちが見聞きしたことを伝えたほうがいいのでしょうが、とりあえず伝えることが大事ってことを書いておきたいと思って。
      そうです、友達が調査したのは震災、原発、そしてその後のコミュニティなどです。
      実際にインタビューや現場を見たらすごく感じるところがあったそうです。

      そうなんですね!感動的な面とはどのようなところですか?教えて頂きたいです!
      そうですね、本当に何事も鵜呑みにしてはいけないんですね。
      kameichiさんは実体験から得られたその感覚で、自由に近づけたということなので、やはり自分の常識が通用しない場所に身を置いてみることって大事なんですね。

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    4. 家につきました、会社帰りです。ちょうど、地震が起きた時には私は中国の江蘇省へ赴任していましたので、実はTVでしか震災のことは知りません。なんども繰り返し津波が押し寄せ、家々が流される映像を唖然としながら眺めていたことが思い出されます。TVを見ていると社会人になって行った、いわき市や相馬市などが被害を受けたと聞いてショックでした。おそらく自分が見たことのある風景は今はないのでしょう。

      中国の感動的な面ですが、、、
      私の心に響いたのは「ひたむきに働く若い人の姿」でした。こういうと日本も同じジャン☆といわれそうですが、、、
      実は中国は日本と比較できないくらいすっごく大きい領土なわけです。そして私がいた上海近郊は多くの若い子が出稼ぎで来ていました。中国全土から来ていましたが、遠い子は1000km以上も離れたところから24時間以上電車に乗って(もちろん親元離れて)くるわけです。料理屋さんでも、按摩屋さんでもタクシーでも話しかけれらるのですが、色々聞いていると多くの子たちは高校卒業して単身出稼ぎに来ていました。
      聞くと男の子はともかく女の子は寂しいという子が大半でした。高校卒業して出稼ぎに出ると親に会えるのも年1回くらいなわけです。基本的に出稼ぎなので、お金も時間も余裕がなく1回帰るだけでも大変なのです。それでも皆一生懸命日々働いて、それぞれに夢を持っていたりします。ある子は自分の洋服店を持ちたい、ある子は自分の料理店を持ちたい、‥等、とにかく独立したいとか自分の生活を豊かにするために寂しさや孤独感に耐えながらひたむきに頑張っている子が多かったです。

      日本の子がどうとかではなく、単純に彼・彼女達の働いている姿はとても美しいと感じられました。もちろん綺麗ごとだけではない面もたくさんみましたが、私にとっては彼らの生きる姿勢みたいなものに強く魅かれました。

      一緒に仕事したのはちょうど高校卒業してきた「18歳の男の子」達だったのですが、1年たつと立派な「社会人」の顔に変わっていきました。その成長ぶりにも驚かされました。最後中国を去る時に、彼らが皆でお金を出し合ってプレゼントくれたときは泣きそうになりました。彼らの給料を知っているので、高かっただったろうに・・・と思いを馳せてしまいました。

      最後の方は個人的な思い入れですみません。。。m(__)m中国は経済発展もすごい勢いです。気がついたらバブル崩壊して失われた10年世代の私には、中国はなんかすごくダイナミックに流動するエネルギーみたいなものを肌で感じられる場所でした。

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    5. 詳しくありがとうございます!
      日本とは必死さが違いますよね>< (そうでない人もいると思いますが)
      その姿は美しいし、かっこいいですよね。
      プレゼントすごくうれしかったこと伝わってきます。
      そのエネルギーを直接感じられたことうらやましいです!
      私も今年の夏ベトナムに行ってきたのですが、自分が忘れがちになっているハングリー精神とガツガツ行くことを思い出したような気がしました。

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